まずは保育士って何でしょうか?
中学生、高校生の中でも人気&興味のある仕事で意外と上位に入ってくる「保育士」の仕事。
しかし学校では保育士に関する専門知識を持った先生はいないことがほとんどなので、残念ながら詳しい進路指導を受けることがきないという中学生・高校生って多いです。
では、一体”保育士”とはどのような仕事で、保育士になるのはどのようなことが必要なのでしょうか。
現役の保育士が中学生、高校生目線で詳しく解説していきます。
1、保育士とは
保育士は「子どもの保育」と「保護者に対して保育に関する指導」を行うことができる国家資格です。
保育士資格を持っていると色々な仕事が出来るのですが、保育士の仕事として最も一般的なのは、働く保護者の代わりに保育園で0才~6才までの子どもたちの保育を行うことです。
そして意外と知られていないのは保育園=子どもたちの施設ではなく、働く保護者の為の施設であるということです。
なので、保護者に対しても、保育のプロフェッショナルとして、子どもの発達や育児の悩みなどに対応します。
保育士は、いま多くの人材が求められている職種のひとつです。
この10年の間に都市部を中心に『待機児童問題』が多く取り上げられているように、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に住んでいいない家庭環境や、共働き家庭の増加などによって、保育園が不足しており、現在は保育士不足も深刻です。
つまり、保育士は今、世間で注目&必要とされている仕事の一つであり、都市部においては就職先には困らない状況なのです。
(地方については逆に少子化で保育士が余ってしまっている地域もあります。)